前回の記事では、長門湯本温泉での街歩きやグルメについてご紹介しました!
今回は【中編】として、私たちが宿泊した温泉旅館「界 長門」での滞在の様子をお届けします。
▼【前編】雨でも楽しめる!長門湯本温泉の街歩き・グルメレポはこちら

星野リゾート 界 長門とは? 宿泊レビュー
「界 長門」は、星野リゾートが手がけるご当地温泉旅館ブランド「界」シリーズのひとつ。
長門湯本温泉の中心部、音信川(おとずれがわ)沿いに位置し、和の趣とモダンなデザインが融合した癒しの空間です。
旅館全体に“長門らしさ”がちりばめられており、滞在するだけで山口の魅力を五感で味わえるのが魅力。

チェックインからお部屋へ
雨のそぞろ歩きのあと、チェックインカウンターでほっとひと息。


黒や濃い色を主体としてシックな雰囲気だからか大きな窓から見える外の景色が絵画のようで美しかった…。
チェックイン時は丁寧に館内の説明をしていただき、旅の疲れがふっと軽くなりました。
移動中も館内の案内や、客室番号のライトが部屋ごとに違うデザインになっているらしく、お部屋への期待も高まるばかり…!

宿泊したのは川側に面した客室の209号室
客室は全室「藩主のお茶屋敷」をテーマしているそう。
ドアを開けると可愛らしい大内雛がお出迎え。お部屋の鍵も大内雛があしらわれていました。


部屋は清潔感があり、和紙や木の素材がふんだんに使われています。
ベッドボードには「徳地和紙(とぐちわし)」を使用し、とっても色鮮やかで華やかさがすごい。



徳地和紙とは…山口県山口市徳地地区で漉かれている和紙で、鎌倉時代から続く800年以上の歴史を持つ無形文化財。しなやかな丈夫さと、心地よい手触りが特徴なんだって。
しかしながら、優しい色合いの木の素材や、シルバーや白を基調としたクッションカバーとの相性が良くって。全体的に優しさの溢れる空間で癒し効果100%でした〜♡

また、ベッドは畳の小上がり仕様。お殿様の寝室をイメージしているのだそう。
もちろんベッドも寝心地抜群でした。

壁側にあるテーブルには電話機、館内案内冊子、冷蔵庫、コップ類が置いてありました。
冷蔵庫には有料の飲み物のほかに、ウォーターボトルが用意されていました。
リビングスペースにはちょっと変わった形のビーズクッションソファが2つ。



『大東寝具工業』とタグに書いてあり、調べてみると、京都にある寝具の製造と販売をされている(創業100年ととても歴史のある)会社のようです。
テレビを見るときや談話するときに活用し、とてもリラックスした時間を過ごすことができました。
お部屋の水回り
今回のお部屋はシャワーブースのみ。

洗面スペースにはアメニティがたくさん並んでおり、広さも十分でした。
メイクをするときに化粧品を並べても窮屈しない広さです。
オリジナル風呂敷に包まれたアメニティ

界オリジナル風呂敷に包まれているのは、歯ブラシ、ヘアゴム、ブラシ、綿棒やコットン。こちらのアメニティは持ち帰り可能。
界オリジナル風呂敷は、各施設でデザインが異なるそう。
どのような柄なのか宿泊するのが楽しみになりそうなひと工夫ですね。
ちょっと収集癖がある私にとってとても魅力的。笑
ただ、素敵な風呂敷だからこそ、もう少し伸縮性があると日常使いしやすいのにな〜なんて思いました。

窓からは音信川を眺めることができ、雨が降る川の景色がしっとりと心を癒してくれました。
界 長門といえば「ご当地楽」体験!
界ブランドの特徴でもある“ご当地楽”体験。
界 長門では、山口の伝統工芸「赤間硯(あかますずり)」で墨をすり、扇子型の和紙に絵や文字を綴る「大人の墨あそび」体験ができます。
今回体験した『大人の墨あそび』
期間:通年
開催時間:16:00〜20:00
所要時間:30分
対象:年齢制限なし
店員:各回6名
申し込み期限:当日、先着順


申し込みは開催場所であるご当地楽スペースに予約札があるので、チェックイン後に受け取る形式でした♪

体験では赤間硯の説明を受けた後、実際に硯で墨をすり、感触や香り、久しぶりに筆を持ち文字を書きました。
墨の香りってこんなに心地の良いものだったのだと感じることができました。



体験スペースには赤間硯や所蔵に使う道具など美しく飾られていました。
私たちは夕食前の17:00から体験させていただきました♪

私は大好きな漢字、そして家族の幸せも笑顔も集まる場所でありますようにと『都』と書かせていただきました。夫は『感謝』と書いていました。夫らしい。

*ご当地楽とは
全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しんでいただけるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」が用意されています。
界 長門では他にも
・手業のひととき「赤間硯職人と行う硯づくり」
2025年8月1日~8月29日の水曜日、金曜日(※8月13,15日除く)
・手業のひととき「萩焼作家と行う手びねり体験」
2026年1月31日〜2026年2月22日の土曜日・日曜日 といったご当地楽が用意されていました。
時期によって体験できる内容も変わるので、ぜひ調べてみてくださいね♪
夜の温泉街をそぞろ歩く 音信あかりみちさんぽ
長門湯本温泉街は、四季折々の景色と共に「夜間景観」も楽しむことができます。
カメラを片手にライトアップされた長門湯本温泉街のフォトスポットを巡り、スタッフおすすめの温泉街の過ごし方や、夜間の温泉街を綺麗に撮ることができる撮影方法を案内いただけるそう。
さらに、そぞろ歩きがより楽しくなるアイテムとして素敵な提灯も用意されています。

今回は天候の関係で体験することができませんでしたが、行かれる際は要チェック!
(めえさんは旅先での散歩が大好きなので必ずやリベンジするぞと強い気持ちです!)
温泉も極上 湯上がりにはアイスクリームとお酒をどうぞ
やはり旅の楽しみは温泉ですよね〜!
界 長門の大浴場は、内湯・露天ともにゆったりとした造り。
とくに露天風呂は、目の前に広がる音信川のせせらぎや自然の音を聞きながらのんびり浸かることができ、まさに至福の時間でした。
神のお告げで発見されたという長門湯本温泉。
岩盤から染み出る源泉を引いた宿の湯は、アルカリ性が強めでとろりとした泉質。湯は無色透明でやわらかく、肌にしっとりなじむ感じでした。
そして、湯上がりにはラウンジでドリンクをいただきながら、ゆっくりとくつろげます。



ラウンジには夕方から夜にかけてはお酒(日本酒だったかな…?)、朝は夏みかんジュース、小野茶が置いてありました♪アイスは常時置いてあるようです。
ラウンジからはもちろん音信川を眺めることができ、ドリンクやアイスを飲みながらのんびり過ごすことができました。
待ちに待った!お楽しみの夕食・朝食
旅の楽しみは温泉、と言ったものの、(私にとっては)それを上回るのが食事!
夕食は、地元の食材をふんだんに使った会席料理。(1枚目の写真)
朝食は和食中心のメニューで、旅館らしい優しい味わい。(2枚目の写真)


ひと皿ひと皿に工夫があり、目でも楽しめる内容でした✨
山口といえばふぐの印象が強いですが、そもそも海の幸が豊富で新鮮、とても満足度が高かいお食事ばかりでした。
写真もたくさんあるので、【後編】で詳しく紹介しています♪
https://meshi-love.com/nagato-onsen-trip-part3/
チェックアウト後は界 長門すぐそばの「あけぼのカフェ」で…
【前編】雨でも楽しめる!長門湯本温泉の街歩き・グルメレポで紹介しましたが、
チェックアウト後は、旅の締めくくりに「界 長門」すぐ横にあるあけぼのカフェでどらやきを楽しみました。



ゆずきちや小豆の優しい甘さが、帰路につく前の心をほどよく癒してくれました。
まとめ|長門湯本温泉と界 長門で、癒しの雨旅を
今回はあいにくのお天気でしたが、チェックイン前の長門湯本温泉のそぞろ歩きと「界 長門」での滞在で、雨の日ならではの静かで深い癒しを体験することができました。
川のせせらぎと、温泉、山口の味。
慌ただしい日常から少し離れたいときにぴったりの旅先です。
次回はぜひ晴れた日に訪れて、川床テラスや恩湯広場も満喫したいなと思います♡
▼【前編】雨でも楽しめる!長門湯本温泉の街歩き・グルメレポはこちら

▼【後編】食事レポートについてはこちら
https://meshi-love.com/nagato-onsen-trip-part3/

前回の記事からブログを更新するまで期間があいてしまいましたが‥、
今回も読んでいただきありがとうございました♪また次回もよろしくお願いします♡
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