ひじき煮は、私にとってとても特別な一品です。
材料はシンプルですが、おばあちゃんとの心温まる記憶が詰まっています。
作り方
乾燥ひじき、干し椎茸、サラダ大豆、が基本。
日によって人参や蒟蒻を入れたり、色味が足りない時は 枝豆 をプラスします。
(今日は基本の材料に枝豆を入れたバージョンです。)
これらを煮込むだけで、ほっとする味が完成します。
私は干し椎茸の戻し汁を使って煮込むのですが、干し椎茸の旨みが染み渡ったひじき煮は最高です。
作り方
1)材料の下準備
乾燥ひじきを水に浸して戻市、よく洗って水気を切る。
干し椎茸を水で戻し、サラダ大豆と同じくらいの大きさに切る。
枝豆は解凍して豆を取り出しておく。

2)炒める
フライパンにごま油を熱し、中火でひじき、干し椎茸を炒める。干し椎茸の戻し汁、少しの水またはだし汁(具材が浸る程度)、醤油、みりん、砂糖を加え混ぜる。煮詰まる直前にサラダ大豆を入れ、最後に枝豆を加え混ぜる。火を止めて、少し置いておくと味が馴染みます。



ポイント
枝豆を最後に加えると、緑の色味がきれいに残りますよ♡
おばあちゃんとの思い出
昨年亡くなったおばあちゃんが私の作る料理の中で特に喜んでくれた一品。
おばあちゃんは優しいから何を作っても喜んでくれるんだけど、ひじき煮を作ると「身体にも良いし、味も最高!」といつも笑顔で言ってくれました。
その笑顔を思い出したくて今でも作り続けています。


ひじきの栄養:海からの健康パワー
ひじきは、古くから日本の食卓で親しまれてきた海藻で、栄養価がとても高い食品です。
ひじき煮を楽しむ際に知っておきたい、ひじきの栄養についてもご紹介します。
ひじきに含まれる主な栄養素
1. 鉄分
ひじきは鉄分が非常に豊富で、貧血予防に役立つ食材です。鉄分は赤血球を作るのに欠かせない成分で、特に女性に嬉しい栄養素といえます。
2. カルシウム
骨や歯を丈夫にするカルシウムもたっぷり含まれています。牛乳が苦手な方でも、ひじきを食べることで効率よくカルシウムを補給できます。
3. 食物繊維
ひじきは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。便秘解消や腸内フローラの改善に効果的です。
他にもビタミン・ミネラルが豊富です。また、ひじきは低カロリーでありながら満足感があるため、体重をコントロールしたいときの食事にもぴったりです♡
ひじき+大豆=栄養満点
ひじき煮にサラダ大豆を加えることで、鉄分やカルシウム、食物繊維の相乗効果が期待できます。
さらに、ひじきに不足しがちなたんぱく質を大豆が補い、バランスの取れた栄養満点のおかずに仕上がります。
ひじきは美味しいだけでなく、身体に嬉しい栄養がぎっしり詰まったスーパー食材。
価格も比較的安定しているし主婦には嬉しいお助け食材♡
ひじき煮のアレンジは無限大∞
ひじき煮は冷めても美味しいので、余ったらご飯に混ぜておにぎりにするのもおすすめ!ひじきの旨みがご飯に馴染んで、お弁当や軽食にぴったりの一品になります。香ばしい焼きおにぎりにアレンジしても絶品です。
他にもひじきハンバーグやつくね、さつま揚げ風‥ひじき煮のアレンジは無限大∞ですね!

簡単だけれど奥深い味わいのひじき煮。
作るたびにおばあちゃんの思い出を感じながら、これからもこの味を大切にしていきたいです。
コメント